STARS(スターズ)は、スクーバダイビング講習を開催しているインストラクターやその受講生に対して、ダイビング講習用教材の提供や
Cカード(講習修了証)を発行している
商業法人です。
STARSは、
ISO基準に基づいてダイビング講習用教材を開発し、インストラクターやその受講生に対して、それらを
WEBサイト上で24時間・全世界の言語で無償提供しています。
この教育システムは、STARSが2001年に世界で初めて開発したWEBサイト上のイーラーニングシステムであり、ダイビングインストラクターのみならず、職業ダイバーや大学等の研究機関の学生・教育者・研究者・医師などの幅広いダイバーに利用されています。
そして、STARSは、STARSの講習用教材で講習を修了したダイバーやインストラクターに対して、ISO基準に基づいてダイビング経験の認証(
ダイバー認定基準24801-1、24801-2、24801-3/
インストラクター認定基準24802-1,24802-2)を行い、世界基準のダイビング経験を証明できるCカードを発行しています。
さらに、STARSは、日本で唯一、ISO基準に基づく安全基準(
ダイビングサービスプロバイダー認定基準24803)を満たしたダイビングサービスに対して、ダイビング事業者の
認証を行い、ダイビングにおける安全性を高める努力をしています。
また、STARSは、
公益財団法人日本体育協会の
公認スポーツ指導者の専門科目講習を担当する育成委員であり、また「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例 第18条(安全対策優良海域レジャー提供業者の指定)」
に定める人的要件を満たしているため、STARSの講習用教材で講習を修了したインストラクターは、 公益財団法人日本体育協会公認スポーツ指導者講習の
専門科目が免除されるだけでなく、沖縄県の
マル優事業者の人的要件を満たしています。
STARSは、「安全で楽しいダイビング普及」のために、日本国内の主要なCカード発行組織によって構成されている
Cカード協議会にも加盟しています。
STARSは、世界中の国々が加盟するISO(本部をスイスのジュネーブに置き、国際的な標準規格を策定するための民間非営利団体。正式名称は国際標準化機構。)が、 2007年2月15日に「観光事業と関連サービスの分野」において全世界にリリースしたダイビング基準を採用し、世界の海で通用するダイビング教育プログラムを実施しています。
つまり、STARSのダイバーとインストラクターは、ISO24801(ダイバー認定基準)とISO24802(インストラクター認定基準)に規定されている国際標準を満たしています。
また、STARSより認証を受けたダイビング事業者は、ISO24803(ダイビング事業者認定基準)に規定されている国際標準を満たしています。